医療保険の新商品
保険家経営者の取扱保険会社が医療保険の新商品を発売しました。
医療保険っていうのは『入院1日につき1万円!』とかってヤツですね。医療保険は今の保険業界で一番競争の激しい商品ではないでしょうか?なぜなら契約件数が日本全国で右肩上がりに上昇しているからです。最近の詳しいデータは調べていませんが、数年前は1年間に何10%かの増件率で増えていたはずで、今でも医療保険のコマーシャルはガンガン流れています。そしてこの医療保険は損保会社も生保会社も取り扱うことが出来る商品なのです。だから生損入り交じっての競争になっていることが更に競争の激しさを増しているのでしょう。
最近は入院初期の保障が厚い、っていうのが医療保険の流行になっているような気がします。今回の新商品は、入院1~5日は一律5日分(例えば『入院1日1万円』の補償だったら日帰り入院でも5万円支払われる)というのが1つの特徴です。他の保険会社でも、入院日額とは別に入院したら一律○○万円お支払、ってのがあったりします。
これは医学の進歩によって長期入院することが少なくなってきたことや、逆に入院初期の費用(検査等々でしょうか??)が必要になってきた、ということに合わせて流行なのでしょう。
医療保険は入院初期の保障が厚い方がいいのでしょうか???ちょっと考えてみたいと思います。
入院日数が短期化されて来ているから、長期入院の心配は減少されて来ています。多くの方が入院しても1週間程度で退院出来るのだから、その短期間により多くの給付金を受け取れる方がお得な感じはしますね。
けど万一長期入院を余儀なくされたらどうでしょう?多分保険でお得な感じがした、なんて悠長なことは言ってられませんね…。例えばお勤めの方であれば、入院初期は有給休暇を使ったりしながらある程度の収入は確保出来るかも知れませんし貯金の中から治療費を支払っていくことも出来るでしょう。けど有給や貯金を全部使い果たしてしまって、しかし退院することが出来ない状況が続いたら。。。。。
こう考えると、本来保険は困った時のためにこそ役に立って欲しい訳ですから、長期入院に対しても備えておきたい!と思ったりするのは保険家経営者だけでしょうか?
例えばこれからの季節、スキーに行って勢いよく転んでしまって打ち所が悪く脊髄損傷、入院6ヶ月…。これは友達の友達の実話なので説得力に欠けますが有り得ないことではないような気もします。
医療保険でも何の保険でもそうだと思いますが、保険に加入する時は『何が一番心配か?』ってことをしっかり考えることが重要だと思います。保険に入る時『この商品はこの内容が素晴らしいんですよ』って説明を受けたことがありませんか?確かにその商品はその内容が素晴らしいんだと思いますが、そういった説明が『自分にとって一番の心配は何で、この商品はその不安を保障してくれるのか?』という大切な部分を曇らせてしまう場合もあります。
これは保険の募集人に悪意があるわけではありません。お客さまの大切な考えを曇らせてやろう、っていう募集人はそんなにはいませんから。保険の募集人はついつい一生懸命商品説明に没頭してしまっているだけなんです。
そういう保険家経営者もついつい今回の記事に没頭して随分長くなってきました・・・・・。
保険料(掛金)は限られた家計の中から支払っていくのですから、一番心配なことを保障してくれて安心できる商品を是非選んでいただきたいと思います。

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